読んだ本
先日、実家に帰省する際の飛行機と新幹線の中で読了
印象に残ったポイント
2.2 活動を分類して生産性を高めるには
- マネージャーとしての4つの活動
- 情報収集
- チームの活動や周囲の環境についての情報を集める
- 意思決定
- ナッジング(Nudging、そっと突く)
- 議論に対して、自身の観点を提供することで決定に影響を与える
- ロールモデル
- チームのお手本となる
- 情報収集
感想
- マネージャーとしての仕事を分類したことはなかったが、確かにこれのどれかに当てはまるな、と感じた
ナッジング
は始めて聞いた単語だが、今自分はこれを行うことが多い- タスク自体はメンバーにお願いする部分が大きいが、「自分ならこうする」を提供することで、変な方向に行くのを避けている
3.2 委譲
- 悪い委譲: 両極端
- 全部丸投げか、全部マネージャーがやるのが悪い委譲
- メンバーが成長しない or マネージャーが感知できない
- 実効責任はないが、説明責任はある
- メンバーが成長しない or マネージャーが感知できない
- 全部丸投げか、全部マネージャーがやるのが悪い委譲
- 委譲の物差し
- 委譲しない
- 自分がやり方を示す
- 相手が行い、自分がガイドする
- 相手が行い、自分が頻繁にチェックする
- 相手が行い、時々チェックする
- 終わったら相手が知らせてくれる
- 全部相手がやる
感想
- 委譲する、と言うことはできていたが、このレベル感のところが一致してなかったため、うまくいかなった経験がある
- どのレベルまで相手に委譲しているのか?を言語化するのは大事
- デリゲーションポーカー
- どのレベルまで相手に委譲しているのか?を言語化するのは大事
4.3 コントラクティング: 最初の1on1
- 最初の1on1で、1on1に求めることを明確にしておく
- 一番サポートが必要な分野はどこか?
- どんな形でフィードバックやサポートを受けたいか?
- 一緒に働く上での問題は何か?
- 私のサポートがうまくいってないことはどうすればわかるか?
- ミーティングの内容の機密性はどれくらいか?
- 会話のアイディア
- アーキテクチャの深掘り
- プロセスの深掘り
- 自分が読んだ関係しそうな記事
- ティーチング
感想
- 3での感想と被るが、1on1の期待値を言語化するのは大事だし、今はできていなかったので今後やっていきたい
- 特に、
私のサポートがうまくいってないことはどうすればわかるか?
は非常に重要な項目- 自分のさらに上の上司に報告するなり、何らかのルートがあれば、チームが崩れることを防げそう
- 直接言いづらいこともあるだろうし
- 特に、
12.2 必要十分な情報を共有するには
- 常に必要十分な情報を届けて、適切な判断、誤った情報に流されない様にしたい
- 悪い情報を、誠実に届ける
- 情報の分類
- 完全機密
- 権限ある人以外には絶対見せてはいけないもの
- 密閉箱
- あることは知っているが、中身は知らない
- 例)給与
- 解放箱
- みんなが知っていいこと
- 完全機密
- ルール
- どのメンバー、チーム、部署に対しても、情報の扱い方を一貫させること
- 情報を伝える際の基準は明確に
- プロジェクトに関連あるから伝える
- お互いにメリットがあるから
- センシティブな情報を秘密にしておけると信頼できるから
- 情報を伝える際の基準は明確に
- 常に必要十分であること
- 情報を適切に分類して、それぞれを適切な場所に置いておくこと
- どのメンバー、チーム、部署に対しても、情報の扱い方を一貫させること
感想
- チーム内で情報の格差や、「最近情報が降りてこない」といったことが起こりがち
- マネージャーとしての自身のスタンスを一貫にしておく
- 上位レイヤーでのMTGの議事録は公開できないが、毎回その次の日の朝会で伝える、等
- オープンにしても良い情報は、オープンにするよう働きかける
- 1on1で情報が必要十分か?(多すぎない?少なすぎない?)は定期的に確認したい
- マネージャーとしての自身のスタンスを一貫にしておく